松本市島内の『かみ合わせ』に力を入れた歯医者さん

〒390-0851 長野県松本市島内5000-2
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矯正症例

小児矯正

保育園から小学校低学年にかけては身体の成長に伴って顎も発育します。また、乳歯が残っていて、上下の顎の、前後の位置関係、上顎が下顎より前にあれば上顎前突(いわゆる出っ歯)、下顎が上顎より前にあれば下顎前突(反対咬合又は受け口)といいますが、この上下額の位置関係を、正すのに適した時期であります。

この時期の顎の発育を利用して、矯正装置を用いて成長方向をコントロールすることによって、歯を抜かなくても、キレイな歯並びになるような、顎の前後の正しい位置関係や適切な顎の大きさに育てていくことができます。

 

保育園からの矯正

反対咬合
 
 

「受け口」の症例です。

顔の特徴は、下顎が出た、いわゆる「シャクレ顔」です。 

下顎の骨が成長しすぎている一方、上顎の成長が不足しています。(反対咬合)

治療前の写真を見てお分かりのように、上顎の成長を、下の前歯が邪魔をしています。
このまま放っておくと、上顎の成長不足が継続し、下顎の成長だけが進行し受け口が今以上に顕著になってしまいます。

このお子さんに、今してあげたいことは 、上顎がよく成長するように誘導してあげることです。
このお子さんは保育園の年中さんですが、この時期から治療を始めました。
治療開始が遅くなると、下顎の成長し過ぎがさらにすすみ、上顎を前へ成長させる量が増え、治療が長期化し、場合によっては下顎成長に上顎の成長が追いつかなくなってしまうこともあります。
その場合、手術で下顎を短くしなければ治らない事態になることもあります。
 このように骨格性の反対咬合は、早いうちから治療を開始したほうが、同じ治療をしても、遅れて治療を始めた場合と比べて、短い期間で大きな効果を得ることができます。

このケースでは上下の顎の反対咬合を改善しました。(一期治療)
この段階では、歯はきれいに並んでいますが、永久歯になったとき、歯並びがデコボコしてしまう可能性もあります。その場合は、永久歯に生え変わってから、歯のデコボコを治すための矯正治療を行います。(二期治療)

小学校低学年からの矯正(顎、歯列の成長誘導)

軽度の上下額前突 叢生(非抜歯治療)

 小学2年生から上下額の成長誘導をおこなった症例です。
 上顎へは、前方への成長を抑制し、歯列が拡大するように,下顎には前方へ成長するように成長方向の誘導をしています。(一期治療)
 その後、永久歯が生えそろったところで歯並びを整えています。(二期治療)

重度の上顎前突 (非抜歯治療)

 小学1年生からの歯列を整えながら上下額の成長誘導をして重度の上顎前突(いわゆる出っ歯)を非抜歯で治療した症例です。
 
下顎が上顎に比べてかなり引っ込んでるため、上顎は歯列を整えながら、横に広がるように、下顎は前に成長するよう誘導しました。(下顎の前方成長誘導)(一期治療)
 その後、永久歯が生えてから歯列を整えて仕上げています。(二期治療)

 

永久歯の矯正

顎の成長が見込めなくなってくる年齢です。

歯を抜かずに治療することを最優先いたしますが、顎が歯に比べて極端に小さい場合、顎と歯の大きさのバランスが悪く、かえって不自然になる場合があります。

その場合、どのような不自然が生ずるのか。それはどの程度おこるのか。そしてそれは将来どのような影響が生じるのか。抜いて治療を行う場合のそれぞれの、メリット、デメリットをご説明し、ご相談した上で治療を進めてまいります。

小学校高学年、中学、高校からの矯正

上下額前突 叢生 (抜歯治療)

顎の成長がほとんど見込めないので、歯列の大きさと顔とのバランス。

嚥下機能とのバランスを考えて、永久歯を抜いて治療することになりました。

開口 (非抜歯治療)

 この症例は、口を閉じても前歯がかみ合いません。小さいころからの指しゃぶりが発端になることが多く、奥歯が本来よりも過剰に生えて、奥歯だけのかみ合わせになってしまいました。他にも、つばを飲み込む時、上の前歯と下の前歯の間に舌をはさんで飲み込む癖もあります。

 このように奥歯は噛んでいるけれど前歯が噛んでない状態を「開口」といいます。

この治療法は、奥歯が伸びすぎているので、奥歯を歯茎に埋め込めば(圧下させれば)前歯は閉じていきます。

この症例の治療には、このような開口になってしまった原因である舌を前歯の間に押し込む癖を治すトレーニングが必須です。

このトレーニングを、舌を含む口腔周囲筋の筋機能療法(MFT)といい、当院では、訓練されたスタッフがこのトレーニングの指導に当たっています。

成人矯正

叢生 開口 (非抜歯)
小見出し

奥歯が前に倒れ気味に生えているために、前歯は正しく並ぶスペースがなくなっているので、前に倒れ気味の奥歯を起こします。奥歯を起こすと歯は後ろに位置づけられ、前にスペースを得ることができます。得られた前方のスペースを利用して、前歯を正しく並べ、歯を抜くことなく治療しました。開口でもあります(奥歯は噛み合っているのに上の前歯と下の前歯が噛み合っていません)ので、治療では奥歯の圧下を行って、前歯は噛み合うようにしています。

反対咬合 叢生 (抜歯治療)
叢生 下顎3前歯 (抜歯治療)

前歯1本(右下2)が先天欠如しています。
右下の犬歯を右下2の代わりにし、右下小臼歯(右下4)を犬歯の代わりにすることを意図して治療しました。

矯正治療におけるリスクと副作用について

歯列矯正治療を受ける皆さまへ

矯正治療の目的は、お口の健康を回復・増進させ、ひいては全身の健康、見た目の改善による心の健康を得ることであると考えております。 より良い治療結果をえるためには患者様の理解と協力が必要になります。具体的には、1)歯ブラシによる歯の清掃、2)治療に際しゴムを使用する場合、その定期的な交換、3)フェースマスクやヘッドギアなどの装置が治療に必要な場合、それらの確実な装着、4)口元や舌などの悪い癖を取り除くトレーニング等です。

一方で、矯正治療もまた他の一般医療と同じく、すべての結果についての完全な保障は出来かねます。 すべての結果をあらかじめ予期することも不可能ですし、患者様の先天・後天的な原因による治療制限などの為、すべての人々に等しく一定の利益を与えるということ不可能です。必用な事項ならびにリスクと副作用について、以下の点についてご理解・ご納得をいただき、矯正治療をお受けいただくようお願い申し上げます。。

 

矯正治療におけるリスクと副作用

・矯正装置をつけると、歯みがきが難しくなります。歯みがき指導を致しますが、歯みがきを怠ったり糖分を多量に継続して摂取したりした場合、むし歯や歯周病に罹患する確率が高まります。必要に応じて矯正治療を中断することがあります

・すでに歯周病に罹患したことがある方、または、歯周病ではないけれど歯肉や歯槽骨が薄い、または高さが低い方 においては、矯正治療による歯の移動により、かみ合わせが一時的に変化し、その歯にかかる荷重が重くなった場合、再び歯肉や歯を取り囲む骨に炎症が発生する可能性があります。 歯肉の退縮、歯槽骨の減少ひいては歯の脱落が起こる可能性が高くなります。 必要に応じて矯正治療を中断、または将来的に歯の脱落により補綴的な処置(ブリッジやインプラント)が必要になることがあります。

・顎関節症は、矯正治療により改善される場合もありますが、矯正治療と関係なく悪化する場合もあります。現段階において顎関節症と矯正治療との明確な因果関係は示されておりません。矯正治療中に顎関節症が発症した場合、矯正治療が中断する場合があります。抜歯を伴った矯正治療の場合は、治療中断に伴い、そのすき間を補綴的な処置により閉じることもあります。

・成長に従い、または成長が終了した後においても、上下の顎が著しくずれることがあります(反対咬合、上顎前突、顔面左右の非対称など)。矯正治療単独の処置だけでは、改善の見込みが得られない場合は、外科的矯正治療(全身麻酔による手術)を行うことになります。外科的矯正治療が想定される場合は専門の医療機関に転医していただくこととなります。

・矯正治療によりに歯の根が短くなることがあります(歯根吸収)希に著しく短くなる方がいますが確かな原因は不明です。このことにより治療を中断したり、抜歯などに移行したり、または将来的に歯の脱落によって補綴的な処置(ブリッジやインプラント)が必要になることがあります。

・矯正治療により改善した歯並びを、永遠に全く治療終了直後の状態と同じに保つことは不可能です。保定装置の確実な装着及び定期検査が、ある程度の歯並びの安定を保つ唯一の方法ではありますが、顎の骨の変化は生涯続くので、それに伴う嚙み合わせの変化は個人差があり予測は不可能です。また、治療後に智歯(親知らず)が生えて、デコボコが生じる可能性があります。歯周病等により歯を支えている骨が溶けたり(吸収)すると、かみ合わせや歯並びが変化が生ずることがあります。その場合、矯正の再治療が必要になる ことがあります。
さらに、舌の異常な運動(舌癖)又は大きさの変化、頬の異常な運動、過度の口呼吸、あるいは口から取り込む食べ物での過度の刺激などは、矯正治療終了後の歯並びの安定性に悪影響をあたえます。歯並びは咬むことと同時に呼吸器系の器官と密接に連動していますので、後戻りを完全になくすことは不可能です。

・矯正治療期間は、診断時に想定したものを超える可能性があります。診断により算出する矯正治療期間は年齢、性別、骨の状態、必要とされる歯の移動量をそれぞれ考慮し、治療の停滞を想定せずに算出します。しかし、移動に必要な力やその一定期間における移動量は人により異なり事前に検証できません。またまた来院いただく際、治療間隔が守られなかったり、装置が高頻度で壊れたり、歯みがきが悪く歯みがき指導の時間が長くなったりした場合については、想定されていませんので、あくまでも一般的な矯正治療における期間を算出してご案内しています。

・非抜歯により治療を開始した場合でも、その後の治療方針の変更により抜歯が必要となる場合があります。

・矯正治療のために歯を抜く場合ことがあります。その際には、抜歯後の疼痛、異常出血、ショック、貧血などの症状が発現することがあります。

・矯正治療が開始された後、骨と歯の根が癒着(ゆちゃく)していて歯が動かないことが判明することがあります。その場合、治療計画が変更され、抜歯や歯の修復が必要となることがあります。また、治療期間が延びることが予想されます。

・矯正装置の材質によりアレルギーを起こすことがあります。材質変更が不可能な場合、矯正装置の再選択のため再診断が必要となる場合があります。

・骨や血液、内分泌腺の疾患をお持ちの方は矯正治療に悪影響を及ぼします。歯や歯周組織に悪影響が生じた場合や、出ることが予想された場合は、矯正治療を中断することがあります。本人もしくは血縁関係のある親族の方に、既往がある場合は、必ず事前にお知らせください。

・矯正治療による不快感は定量化されていません。個々により異なり、装置の種類によっても異なります。因果関係は不明ですが、治療後、頭痛などかひどくなった場合は治療が中断することがあります。

・矯正装置は小さい部品が多い為、誤って飲み込んだり吸い込んだりするリスクくがあります。また、頬や唇が傷ついたり炎症を起すことがあります。

・矯正治療中、歯の神経が無くなっている歯や外傷等何らかのダメージを受けた歯は、炎症をおこすことがあります。その場合は歯の根の治療が必要となります。場合によっては、抜歯になることもあります。

・矯正治療前あるいは矯正治療中にむし歯や歯周病を治療する目的で、修復された歯や形態異常の歯は、矯正治療後の新しいかみ合わせに適応させるために、再び補綴的な治療(クラウンやブリッジ)が必要となることがあります。

・矯正治療と共に外科手術が必要となった場合は、矯正専門医と外科専門医との連携治療になり紹介の形になります。外科治療に伴うリスクに付いては外科専門医からの情報提供により判断していただきます。

・矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは困難です。

以上、歯列矯正治療を受けるにあたって様々な潜在的なリスクと副作用があります。また患者個人々によりリスクに対する反応の差はありますが、そのリスクが現実となる可能性についても理解していただくこととなります。

治療のご予約以外にも・検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布・治療のご相談のご予約も承っております。
 

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新着情報

2021年8月24日

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