こんにちは。長野県松本市島内「JR島内駅」より徒歩5分にある歯医者「おおた歯科・矯正歯科医院」です。
MFT(口腔筋機能療法)は、舌や唇、頬などの口腔周囲の筋肉の使い方を改善する治療です。特に、小児の歯並びのケアとして注目されており、舌の癖や口での呼吸などを見直すことで、歯の正常な位置の定着をサポートします。
しかし、MFTを受ける際に気になるのが費用ではないでしょうか。具体的にどのような内訳になっているのか、保険は適用されるのかなど、疑問に思う方も多いでしょう。
本記事では、MFTの費用相場や具体的な内訳、保険の適用条件、さらに費用負担を軽減する方法についても詳しく解説します。MFTを検討する際の参考にしてください。
MFTとは
MFTという言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのようなものか分からないという方も多いかもしれません。MFTは、口腔筋機能療法とも呼ばれ、口の中や顔まわりの筋肉をバランスよく使えるようにするためのトレーニング法です。
この療法の主な目的は、舌・唇・頬などの筋肉の使い方を整えることです。例えば、舌の位置が下がっている、唇がうまく閉じられない、飲み込むときに舌を前に出すなどの癖があると、歯並びが乱れたり、発音が不明瞭になったりする原因になります。
MFTでは、こうしたクセや機能の問題を改善するために、専門的なトレーニングを行います。子どもから大人まで幅広い年齢層に対応しており、矯正治療の一環として取り入れられることも少なくありません。
定期的な通院と、日常生活でのセルフトレーニングを組み合わせて、長期的な改善を目指します。
MFTの費用相場と具体的な内訳
MFTにかかる費用は、1回あたり3,000円~1万円程度の歯科医院が多いです。ただし、MFTを単独で行うことはあまり多くありません。
矯正治療と併用することが多く、矯正治療の費用としてパッケージ化されているケースもあります。
以下では、MFTを始めるまでのそれぞれの項目ごとに、費用の内訳を見ていきましょう。
初診料・カウンセリング費用
MFTを始める前には、まず歯科医院でカウンセリングや検査を受ける必要があります。これには、問診や視診などが含まれ、費用の相場は、おおよそ3,000円〜1万円程度です。歯科医院によっては、MFTに特化した評価を行う場合があり、その際は少し高めの料金設定となることもあります。
検査・診断料
MFTを始める前には、現在の口腔内の状態を把握するための検査や診断が行われます。これには、口唇や舌の動き、発音、噛み合わせの状態の確認が含まれ、必要に応じて写真撮影やX線検査が行われることもあります。
費用の目安は5,000円〜1万円程度で、内容や医療機関によって差があります。この検査結果をもとに、個々に合ったトレーニングプログラムが提案されるため、重要な工程といえます。
通院費用
MFTは、一度行えば効果を発揮するものではありません。ご家庭でも続ける必要がありますが、定期的に通院して歯科医師の指導のもとトレーニングを継続しなければなりません。
このため、定期通院にかかる費用も把握しておく必要があります。歯科医院や治療内容によって異なりますが、1回の通院ごとに2,000円〜5,000円程度かかるのが一般的です。
通院頻度は、トレーニングの進み具合や年齢によって異なりますが、一般的には1〜2ヶ月に1回のペースで通うことが多いです。継続的に指導を受けることで、正しい口腔習慣がしっかり身についていきます。
追加の費用
MFTを続ける中で、基本的な費用以外に追加費用が発生するケースもあります。たとえば、途中で再診や再評価が必要になった場合、追加で費用が発生する可能性があるでしょう。
また、矯正治療を行う場合は、矯正治療の費用が追加でかかることもあります。必要に応じて発生する費用なので、治療を始める前に確認しておくようにしておきましょう。
MFTに保険は適用される?
MFTは基本的に保険適用の対象外であり、自由診療となるのが一般的です。その理由は、MFTが歯科的な治療というよりも、機能改善や予防を目的とした訓練に分類されるからです。保険診療は、病気の治療や症状の軽減を目的とした医療行為に限られるため、予防を目的としたMFTは保険適用の範囲に該当しません。
ただし、まれに医療機関によっては一部のケースで保険が適用される場合もあります。たとえば、15歳未満で口腔機能発達不全症と診断された場合は、保険が適用される可能性があります。
多くの歯科医院では、初診やカウンセリングの段階で保険適用の可否について説明してくれるため、まずは相談してみてください。
一般的なMFTにおいては、保険が適用されるケースは極めて限定的であることは理解しておく必要があります。
MFTの費用を抑える方法
MFTは自費診療が中心になるため、どうしても費用面が気になる方が多いでしょう。しかし、工夫次第で経済的な負担を抑えることも可能です。
ここでは、MFTの費用を効率的に抑えるための実践的な方法をご紹介します。
お子さまの成長段階に合わせたトレーニングを受ける
MFTは、お子さまの成長過程や口腔機能の発達段階に応じて内容が決められます。また、適切なタイミングで始めることで効果が高まり、トレーニング期間を短縮できる可能性もあるでしょう。
例えば、乳歯から永久歯への生え変わりが終わる前に舌癖や口呼吸といった習慣に気づき、早い段階で改善を図ることで、のちの矯正治療を回避できる場合もあります。成長の流れを見ながら、必要な時期に必要なサポートを行うことで、全体的な費用の抑制につながる可能性があります。
複数のクリニックで見積もりを取る
MFTにかかる費用は、同じような内容でも歯科医院によって異なることがあります。初めから1か所に決めるのではなく、複数のクリニックでカウンセリングや見積もりを受けることで、サービス内容と料金の違いを比較できます。
費用だけでなく、指導内容やフォロー体制も確認すると、自分に合ったクリニックが見つけやすくなります。いくつかの選択肢を持つことで、納得したうえで治療を進められる可能性が高まるでしょう。
トレーニングを怠らない
MFTは、日々の積み重ねが結果に直結するトレーニングです。基本的には自宅で毎日続けますが、これを怠ると効果が現れにくくなり、治療期間が伸びたり通院回数が増えたりする可能性があります。通院回数が増えれば、そのぶん費用の負担が大きくなってしまいます。
一方で、トレーニングをしっかりこなせば、短期間で効果が期待でき、通院回数や期間を抑えることにもつながります。モチベーションを維持する工夫をしながらトレーニングを継続することが、費用の削減につながるといえます。
歯科医師の指示に従って通院する
MFTでは定期的な通院が求められますが、その頻度や内容には個人差があります。通院間隔が空きすぎると、進捗の確認が遅れ、結果的にトレーニング期間が延びて費用負担が増えることがあります。
歯科医師から提案された通院スケジュールに従い、必要なタイミングで受診することで、効率よくMFTを進められ、最終的な費用を抑えることにもつながります。
まとめ
MFTは、保険適用外の治療が多いため費用が高く感じられるかもしれませんが、内容を正しく理解し、計画的に取り組むことで、無理なく進められるでしょう。費用の相場や内訳を把握し、複数のクリニックで比較すれば、経済的な負担を大きく軽減できる可能性もあります。
また、MFTの費用の負担を軽減するためには、トレーニングを継続することが欠かせません。治療の効果を十分に得るためにも、歯科医師の指示に従って継続しましょう。
MFTを通じて得られる口腔機能の改善は、将来的な歯科治療の回避や、健康な口元を維持するためにも大きな価値があります。費用だけでなく、長期的な視点で口腔ケアを考えることが、より良い選択へとつながっていくでしょう。
MFT(口腔筋機能療法)を検討されている方は、長野県松本市島内「JR島内駅」より徒歩5分にある歯医者「おおた歯科・矯正歯科医院」にお気軽にご相談ください。
当院は、痛みの少ない丁寧な治療を意識して診療にあたっています。一般歯科だけでなく、矯正治療や小児歯科、予防歯科にも力を入れています。